第1回「テレビ会議システムを利用した高大連携講座」を実施しました
4月16日から,TV会議システムを利用した高大連携講座が始まりました。連携先は東京情報大学で,今年度は7回の講座を予定しています。
初回は,情報文化学科の小泉宣夫教授に『未来を拓く「情報」を学ぶ』というテーマで,情報というものの概念やその利便性,伝達の手段等について講義をしていただきました。
生物が感覚という情報を用いて生命を維持していることや,植物が日照時間の情報をもとに開花する例を挙げていただき,情報というものの奥深さを感じました。
また,SNS,ブログ,音楽配信サービス等の利用についてアンケートを取り,私たちの生活がいかに情報コミュニケーション技術に支えられているか,理解を深めました。
情報伝達という部分では,音声や歌で情報を伝えていた時代から活字の時代,また現在のWeb社会の時代など,タイプライターやテープレコーダーなどの古いメディア機器を紹介しながら,進化する情報テクノロジーについて学びました。
これから情報を学んでいく生徒にとって,今回は礎となる講座だったと思います。毎回テーマの異なる高大連携講座を通して,今後も様々なことを吸収してほしいと思います。
次回は4月23日,『情報のディジタル化~音のディジタル表現~』について講義をしていただきます。