第7回情報理数科祭を実施しました
10月26日(土),第7回情報理数科祭が開かれました。
2,3年生は「情報実習」や「課題研究」で取り組んでいる研究について,プレゼンテーションやポスターに成果をまとめて発表しました。
1年生は,情報理数科の行事や放課後に行われる講座で学んだことなどを1~2枚のポスターにまとめて発表しました。
以下は当日のプログラムです
10:40 ~ 11:10 情報理数科説明,2,3年生研究発表,1年生ポスター発表
11:10 ~ 11:40 1年生ポスター発表,2,3年生研究発表
11:40 ~ 12:10 2,3年生ポスター発表
12:10 ~ 12:15 アンケート回収
12:50 ~ 12:25 終了式
授業中の発表で評価が高かった2,3年生の代表3組によるプレゼンテーションを行いました。
以下は発表タイトルです。
1. 「JavaScriptを利用したオセロの作成」(2年生)
HTMLというマークアップ言語とJavaScriptというプログラミング言語を利用して,Webブラウザ上で動くオセロのプログラミングを作成しました。現在,ゲーム中にパス判定が自動で行えないことを除いては,人対人のプログラムは完成しています。
2. 「酸化亜鉛粉末を用いた色素増大太陽電池の性能向上に向けて」(3年生)
この研究は先輩方が行っていた「酸化亜鉛粉末を用いた太陽電池の制作」を,引き継ぎ研究したものです。今回は太陽電池に使用する色素をトウガラシから藍染め用の藍に変更することで発電量がどのように変化するかに加え,発電に必要な電解質溶液の液漏れ対策による発電量の変化について研究成果を発表しました。
3. 「Web上のデータを可視化するアプリケーション開発」(3年生)
東京大学のサーバーから気象センサーのデータを読み取りアプリケーション上で表示させました。WebアプリケーションとAndroidアプリケーションの2種類アプリケーションを開発し,それぞれの特徴を生かし,WebアプリケーションではGoogleMapsAPIを利用し,位置情報と共に気象情報を表示させ,Androidアプリケーションでは簡単な操作で気象情報を表示できるように工夫したことを発表しました。
1年生のポスター発表は,短い期間でしたが,協力し合いながらポスター作成をすることができました。発表では,人前で話すことの難しさを改めて実感し,良い経験になりました。次の情報理数科研究発表会に生かしていきたいです。
以下は発表タイトルです
1班 「Programmingについて~Processing~」
2班 「気象センサとWebプログラミング講座」
3班 「情報大見学で学ぶ「大学ってどんなところ」」
4班 「PC組み立て実習 2013」
5班 「ロボットを作ろう~ロボコンへの歩み~」
6班 「LiveE!シンポジウム‐LiveE!に学ぶ気象センサの未来」
7班 「宿泊研修」
8班 「朝学習のススメ」
9班 「近隣施設見学」
10班 「テレビ会議を利用した高大連携講座」
11班 「気象センサとWebプログラミング講座」
12班 「統計グラフ」
13班 「クレイアニメ」












2,3年生のポスター発表では,情報理数科祭,研究発表会と経験を重ねてきたので,とてもリラックスして堂々と発表できている様子でした。ポスターも見やすいものばかりでした。
以下は発表タイトルです。
2年生 発表テーマ一覧
「ソライロ観測発信センサを用いた気象情報の発信」
「NFCを利用したAndroidアプリの作成」
「階段を上り下りするロボットの制作」
「PHPでつくる人工無脳」
「Wiiリモコンを用いた加速度測定」
「顔認識で写真がとれるAndroidアプリ」
「C++を用いたWindowsアプリケーションの作成」
「洗剤酵素による植物細胞のプロトプラスト化/効率的な苗の栽培について」
「身近な植物を使った保湿効果の調査とクリーム作り」
「GPSを使ったAndroidアプリ開発」
3年生発表テーマ一覧
「簡易燃料の改良」
「植物工場による効率的な生産システムの探究」
「トレス構造の受ける力の変化」
「アレロパシー物質の分布」
「植物工場の消費電力の測定・監視と使用エネルギーの比較」
「気象衛星NOAAのレシーバー作成と画像データの受信」
「使いやすいWebサイトとは,色覚障がい者対策CUDソフトルーフ機能を使用した色情報の比較」
「環境の変化による植物の育成」
「NFCを利用したポイントシステムの構築」
「Kinectの人認識機能を利用したプログラミング」
「メタバース内での学校コミュニケーション」





終了式では,来賓の東京情報大学井関教授からご講評をいただきました。2月に行われる情報理数科研究発表会の発表では「報理数科研究発表会での成果発表に期待している」とのことなので,今回よりもレベルの高い発表ができるように頑張らなければと身にしみました。