<23日 開講式・オリエンテーション> 開校式では,校長先生からこの研修で学んでほしいことについてお話がありました。自分だけではなく,周りの人と協力して何かをするということが大切であり,クラスはこうした「協働」を学ぶ大事な単位であること。この研修で一人ひとりがクラスの仲間と積極的にかかわり,つながることで,学びの基礎を固め,将来の自分の夢にたどりつける最初のスタートを切ってほしいとお話がありました。
オリエンテーションでは,学科主任の先生からお話をいただきました。情報理数科の特色や行事,テーマなどの説明のあと,これから何を身につけ,何を頑張っていきたいのかなど,生徒個人で考えをまとめました。
<23日 グループ・ワーク コミュニケーション・ワークショップ>
まず,グループ・ワークでは5人にそれぞれ別のヒントが書かれた紙が配られ,それをお互いに見せずに伝え,答えを導き出す課題を行いました。これにより,伝える大切さ,伝えられたものをまとめる大切さを学びました。
次に,コミュニケーション・ワークショップでは,1つの目標に向かいクラス全員で試行錯誤する課題でした。そこで一人ひとりがバラバラに発言するのではなく,きちんと分かるように具体的な伝え方と,きちんと聞く姿勢を身に付け,共通の目標を持って仲間と協力し合うことの大切さを学びました。
2日目の研修Ⅰは,班対抗での「ペーパータワー作成」と「マシュマロチャレンジ」でした。ともに与えられた材料だけで,崩れずにどれだけ高さを出すことができるか?という課題でした。始めに考える時間,次に作る時間に分け,頭の中でそれぞれが考え想像し,互いに伝え,想像を実現できるように協力しあっていました。いかに想像したものを伝え現実化することが難しいか,また,伝えあうことの大切さを具体的に学ぶことができました。
研修Ⅱは,今回の宿泊研修のまとめをグループで話し合いクラス全体に向けて発表しました。自分たちがこの宿泊研修をとおして学んだことを3つ,これからの決意,を班でまとめました。これから卒業までクラスのメンバーが変わらない情報理数科にとって,今回の宿泊研修で3年間をスムーズに過ごすための貴重な時間になりました。