夏季ステップアップセミナーを実施しました!(1・2年生)
<開校式>
朝8:50に「さわやかちば県民プラザ」玄関前に集合してから会場となる研修室に移動しました。
まずは,校長先生,学科主任の挨拶で始まります。校長先生からは「一層団結力をUPし,2日間で何ができるか自分で考えて行動するように。」とお話がありました。また,滑川先生は「2年生はだれやすい時期。でも本当はそんな場合ではない大事な時期である。」と話されました。
<大学ガイダンス(2年)・東京理科大学>
2年生は東京理科大学から講師をお招きして,講話をいただきました。
最初に,大学と高校を比較し,大学とはどんなところか話して下さいました。
あとは,情報理数科ということで理系についての説明が主になりました。理学と工学の違い,さらに細かく学科やコースの違いなどを,図を交え説明してくださいます。
また,学部学科を選ぶ際には,自分の偏差値だけではなく将来の進路もみすえて選んだ方がよい。というアドバイスもありました。最後は,質疑応答の時間があり,生徒たちからは,研究室のことや大学院進学,就職率について質問があり、丁寧にお答えいただきました。
<大学ガイダンス(1年)・千葉工業大学>
大学とはどういうところか。
答えは、自分の学びたい学問を専門的に学べるところであるということを色々な学部の実例を交えて話してくれました。
また他にも、高校生が進路について考える際、よく混乱してしまいそうな疑問(例えば、橋を建設する仕事に就きたいけど、建築学科と土木学科のどちらに進めばいいのだろう等)をわかりやすく説明してれました。
最後に、大学を選ぶ際はオープンキャンパスに必ず行き、直に研究室まで見学してくることの重要性についても話してくれました。とてもユーモアあふれる講話で、和やかな雰囲気でした。
<模試の活用方法(2年)・何か本気になれるものを探そう>
ベネッセコーポレーションの講師の方からは、模試の活用方法について講話がありました。
「みなさんは、何か本気になっていることがありますか?」
「やりたいことをある人!探している人!」と問いかけがあると,生徒の大多数がさっと手を挙げます。
勉強でも何でもいいから,何か本気になれるものを自分で見つけようとしていかないと,ずるずると時間だけが過ぎて行ってしまうのが現実である。と最初にお話がありました。ボクシングを例に挙げ,「ボクシングのチャンピオンになりたい!と思ったら、まず良いジムを探す。良い指導者を探すでしょう?大学も同じことです。」と話がありました。
大学を受験するに当たり,少子化の影響や国立と私立の違い,受験勉強を始める時期と合格率の関係等をスライドと資料でわかりやすく説明して下さり,生徒たちも興味深そうに聞いていました。
ベネッセ模試の過去問プリントが配付され,生徒たちは「えーっ」と言いつつもにすぐに静かになり集中して解いていました。講師の方からは,わからなかった問題は,模範解答を何度も書き写す練習をしてください。高2の夏休みの目標は「苦手」をつぶすこと!と檄を飛ばしてくれました。
<数学・佐久間先生> 「見直しをするんじゃなくて、もう1度解きなおせ。」
持ち込み可で,期末考査問題のやり直しをしました。このセミナーで「満点答案」を作ります。生徒たちは,時々先生に質問をしながら「満点答案」を作り上げていました。
最後に,答案返却があり,「後半の問題が難しくて解けないなら、その分の時間はもう1度前半の問題を解いてみろ。見直しではいけない。必ずケアレスミスがあるはずだ。」とお話がありました。
<数学・吉浦先生> 「確実にとける問題は,確実に点をとれ。」
まず,大学進学を目指すための意識付けについてスライドで説明されました。
ご自分の例をあげながら,高校3年間→大学4年間→働く→仕事は定年退職まで40年間ある。大切なのは,大学卒業後にどんな仕事をして生きていくか。40年間何をするか。それができるようにするにはどうすればよいか。ということである。とお話があり、それから授業が始まりました。
授業内容は,模試に向けて過去問のプリントを解くというものです。まずは,図形と方程式からです。
次は,ベクトルの解法説明がありました。配点を元に,平均以上とれる。というラインを教えてくださり,「明日の模試はここまで解ければ大丈夫!」と太鼓判を押してくれました!
<国語>穴澤先生 「記述問題は,字数に合わせてただ抜き出しただけではダメだ。」
1日目は,現代文のプリントを配り問題演習を行いました。
模試の過去問プリントを配付し,まずは配点を見ていきます。配点から考えると,単なる言葉の意味や漢字については点数にならない。記号問題でも内容に関するものは配点が高い。などのお話しがあり,記述問題の答え方について解説がありました。 また,ケータイ小説などではなく,きちんとした長文を読むことに慣れないといけないとも話されました。
2日目は,古典の模試過去問プリントを配付,少しずつ現代の言葉に直していきます。これがなかなか興味深い題材で,生徒たちも楽しく読み解くことができたようです。あとは,古文の文法と漢文のポイントも教えて下さり,授業は終わりました。
<英語・勝井先生> 「わからない単語のない入試問題なんてない。類推力をみがけ。」
1日目は,受験英語の勉強方法につい話がありました。
「定期考査は範囲があるが、大学入試は違う。定期考査で平均に届かない生徒は明らかに勉強不足である。」と厳しい?お言葉から始まり、いつもの授業ではできないことをやる!と宣言されました。
・勉強の計画を。喧嘩に勝つにはよく計画を立てないといけない。
・限られた情報から戦術を立てる。情報の取捨選択をすること。
・必ずオープンキャンパスにいっておくこと。体験授業をうけておくこと。など、受験に関しての説明がありました。
「誰がどのくらいのレベルで,どういう勉強方法がよいかは全て把握しているから,勉強方法がわからない者は聞きに来なさい!」と頼もしいお言葉もありました。
2日目は、某大学の過去問プリントを配付。1分間で80wordsを合言葉に長文読解の問題等を解きました。速読や精読を繰り返して,長文に慣れるように。とのお話もありました。
<番外編>
1・2日目のランチは、さわやかちば県民プラザのレストランにて1プレートランチでした