1年生対象の春の宿泊合宿を行いました
情報理数科では一昨年、昨年と、春の宿泊合宿をっており、今年の第3期新入生にも宿泊研修を行いました。この宿泊合宿の目的は仲間との団結力を高め、グループワークを通して協同の意義を体感させ、高校での学習の仕方や授業の受け方などを意識してもらうことが目的です。
<開校式・オリエンテーション>
いよいよ宿泊研修も始まり、最初に校長先生から開式の言葉を頂きました。開式の言葉では、「夢」を持つことの大切さについての話と、理工系、情報系の専門家として将来の日本を引っ張っていけるような人になってほしいという期待の言葉を頂きました。また情報理数科の学科主任からは、合宿の意義やこれからの3年間で学科を通して学んでほしいことなどについての話がありました。
<進路講話>
進路講話では進路指導部の先生から話しがあり、大学入試の多様化する制度や仕組み、柏の葉高校の進路状況や受験と生活習慣の関係などについての話がありました。また、講話の最後には受験の厳しさについての話もあり、生徒たちも気を引き締めて聴いていました。
<英語科・数学科>
高校の勉強内容は中学の内容と比べ、当然難しくなります。ゆえに中学校までの学習の仕方では通用しなくなることもあります。この講話では、高校での学習の進め方について、英語科と数学科の先生から話がありました。どちらの教科も、勉強を辛いものだと思わず、楽しいものだと思いながら学んでほしいとのことでした。
<コミュニケーション・ワークショップ>
夕食後はまだ入学して間もない生徒間のコミュニケーションを良好にするためにワークショップを行いました。いくつかのワークショップを行いましたが、中でも全員で輪を作り、順に手を叩き、一周する時間を計るというアクティビティでは、全員が意見を出し合い協力し、とても盛り上がりました。普段話すことが少ないクラスメイトとも交流を持つ場面が見られました。
<クレイアニメーション>
宿泊合宿も二日目になり、この日は朝から夕方までクレイアニメーション製作を行います。クレイアニメーションとは、粘土の形を少し変えてはデジカメで撮影し、これを繰り返し行い、画像を連続で再生することでアニメーションとします。4~5人を1班とし、各班それぞれが個性豊かな主張をアニメーションで表してくれました。
<発表会及び講評・閉校式>
発表会ではそれぞれの班で作成したアニメーションをみんなで鑑賞しました。また、講評では教頭先生からお話を頂き、優秀な出来の作品の発表をして頂きました。閉校式も滞りなく行われ、無事一泊二日の宿泊研修を終えました。同じ志を持つ仲間たちと一晩を共にし、同じご飯を食べ、協力して作業を行い、とても強い団結力がクラス全体に芽生え、生徒たちは貴重な体験をしました。
<番外編>
夕食、朝食の様子と就寝までの時間に明日の課題の打ち合わせををしている様子です。