
第2回プログラミング講座
6月4日,第2回プログラミング講座を行いました。今回は,図形を表示させるプログラムの作成をするため,RGBや不透明度の指定,アンチエイリアシングについて教えていただきました。RGBの説明では,Processingのツールの中にあるカラーセレクタを使って,色空間を視覚的に見ながらRGBやHSBといった色の指定方法を学びました。RGBとは,R(レッド),G(グリーン),B(ブルー)の3原色のことで,この組み合わせによって様々な色を作り出すことができます。生徒たちは先日色彩に関する特別授業を受けていたため理解しやすかったようです。また,色を薄くして後ろの色が透けて見える不透明度の指定方法も学びました。
実習は,前回の続きからでした。約15の課題に試行錯誤しながら取り組んでいきます。分からないところは友達と相談したり,先生に質問したりして解き進めていきました。
そして,ほとんどの生徒が課題を終えた頃に,大見先生から「線のない図形を作成するにはどうしたらよいか」という新しい課題が出されました。生徒たちは,線のない図形を表示させるプログラムを作ったことがなかったので,説明を聞きながらプログラムの構成や色の指定などを考えて取り組んでいました。最後には,デジタル画像に見られる線のぎざぎざを目立たなくするアンチエイリアシングの学習も行いました。
第1回の講座に引き続き,生徒たちは課題を多くこなしました。生徒一人ひとりが少しずつプログラミングに慣れ,知識と技術力が高まっているのが見て取れました。