子ども科学教室で講座を開きました
8月7日,さわやかちば県民プラザで行われた子ども科学教室で,JRSTのメンバーが,静電気をテーマに,午前と午後に1回ずつ講座を開きました。
日常の現象に目を向けた,「静電気ってどんなもの?」という問いかけから講義はスタートしました。参加した小学生からは「静電気は,下敷きで髪の毛を逆立てた時にできる」とか,「ドアを触ったときにバチッという音がする」,などという体験が回答にあがりました。
その後,生徒は,静電気の仕組みを,スライドを用いて解説しました。また,静電気を利用して,参加者全員が,ビニール紐でつくったクラゲを空中に泳がせました。
次に,プラスチックコップにアルミ箔を貼り付けて,UFOを工作しました。デジタルカメラの動画機能を利用して,作業をしている手元のライブ映像を大きなスクリーンに投影しました。参加者は,このライブ映像をスクリーンで確認しながら工作を進めることができ,スムーズにUFOを完成させることができました。そのUFOを,静電気を利用して回転させました。参加した小学生は,その実験をとても楽しんでいると同時に,静電気に関して興味を持ったようでした。
生徒たちは,日ごろは授業を受ける側ですが,この夏休みに,人にものを教えるという貴重な経験をすることができました。



