第2回気象センサーと組込系プログラミングの講座を実施しました
7月11日の放課後,2回目の気象センサーと組込系プログラミングの講座を行いました。
はじめに,生活と環境は密接に関係しているということ,実際の環境を知ることの重要性についてお話をしていただきました。現状の環境を知り,それを科学的な観点から論じてみようということで,A班は気象センサーを作成し,学校内の気温や二酸化炭素濃度を測っていく実習を行いました。9班に分かれて,それぞれの班が二酸化炭素濃度が高いところは気温も高いのではないか,運動している人・話している人の近くは二酸化炭素濃度が高いのではないかなどの仮説を立て,検証していきました。



調査を終え,教室に戻り計測結果を発表しました。後者の1階よりも3階の方が二酸化炭素濃度が高かったことや,昇降口前のアスファルト付近は49℃もあったことなどが挙がりました。その要因は,エアコンの影響や生徒の人数など,複合的に考えられることを教わりました。
その後は,コンピュータと気象センサーを接続させ,ネットワークの設定を行いました。これにより,柏の葉高校付近の気象データがどこにいても閲覧できるようになり,生徒たちは感心していました。
B班は,学年ごとに分かれてPICNICというセンサーをつくりました。半田ごてを使った細かい作業で,生徒たちは慎重に取り組んでいました。完成したセンサーはコンピュータに接続詞,正しく動作するかをチェックしました。どの学年もしっかりと完成しており,皆ホッとした様子でした。





次回,A班は計測した気象データをTwitterで投稿するプログラムを作ります。B班は作製したPICNICを使い,遠隔計測・遠隔制御の実習を行う予定です。