第1回気象センサーのデータ解析とWebプログラミングの講座を実施しました
6月8日,東京大学・慶應義塾大学から講師の先生をお招きして,「気象センサーのデータ解析とWebプログラミングの講座」を行いました。この講座は,全5回の講座と9月中旬に東京大学で行われるシンポジウムへの参加を予定しています。
初回は,センサーやネットワークの活用事例,またその意義などについてお話いただきました。慶應義塾大学の砂原先生は,タクシーに取り付けたセンサーから情報を収集し,リアルタイムで渋滞情報や天気情報を得ることができたこと,それがタクシーの迎車システムなどに応用されたことなどをお話いただきました。生徒は大変関心を持って聞いていました。



東京大学の江崎先生は,各地に取り付けた気象センサーから収集した,日食時の温度変化やゲリラ豪雨時の降水量のデータなど,気象庁さえ持っていないデータを見せてくださいました。気象センサーの仕組みや複数の種類のデータの捉え方などについて詳しく説明があり,参考となる研究事例など多数アドバイスをいただきました。また,東京大学の節電システムを紹介してくださり,インターネットさえ繋がれば,柏の葉高校にあるコンピュータから東京大学の教室の電灯や空調を管理できるという仕組みに,生徒は大変驚き,興味を持ったようでした。
参加した生徒は,2回目以降も積極的に取り組み、多くのことを吸収してほしいと思います。




