情報理数科では、全員参加で、早朝7時30分から8時15分めでの45分間を使って、
朝補修という名目で特別授業を行っています。
この朝補修の目的は、大学進学、その後の大学の学習に対応できる学力を身に付け
ることです。
情報理数科では、大学進学率100%を目指し、21世紀をリードする人材を育成するこ
とが目的です。
そのために、週4日のペースでとくに重要な英語と数学の2教科を、普段の授業の内
容+授業の補足・入試対策・発展問題等といった内容で行っています。
英語は、授業では長文読解を中心にしているため、基本文法を入れ、その後にまた、
大学に対応できるように入試問題、発展問題を解いています。
数学は、授業の補足、復習と、予習を入れ、そのときの分野で解ける入試問題や、ほ
かの難しい問題を解いています。
また、大学に対応する学習だけでなく、テスト前にはそのテストでも十分な結果が得ら
れるようにと、テスト対策の学習もしています。
生徒はたまに諸事情で遅刻する人もいるが、皆ちゃんと出席し、真面目に取り組んで
います。
その朝補修を受けて、分かりやすい、や、手応えがあるなどといったことを言っており、
その学習が自身の実力になっていると感じている生徒も多いようです。
ただし、大学の学習に対応するということについては手応えはあまりないようですが、
そこはこれからだろうとのことです。
話を聞いてみると、やる気しだいで成績が良くなるので、ここでやっていることが役立
っていると実感している、ということを聞きました。
実力はこれで付いてきている
問題は難しいが説明や解説で分かりやすい
ということです。
しかし、これらはやる気がないと意味はありません。
情報理数科祭で朝補修について発表した生徒も、やる気が最も大事だと言っていま
す。
ただ出席しているだけで、問題を解かなかったり、話を聞いてなかったりしていては、
せっかく早朝から登校したのことに意味がありません。
繰り返しますが、やる気が最重要だということが感じられます。
それしだいによっては成績も上がるし、実力も付くのです。